最近、野球の情報をネットで調べていると、小学生で130キロ近く投げた、だとか、中学生で140キロを超えるボールを投げている子などの情報が出て来ます。ひと昔前と比べて、小・中学生のボールが速くなった気がするのですが、何か理由があるのでしょうか?
最近、野球の情報をネットで調べていると、小学生で130キロ近く投げた、だとか、中学生で140キロを超えるボールを投げている子などの情報が出て来ます。ひと昔前と比べて、小・中学生のボールが速くなった気がするのですが、何か理由があるのでしょうか?
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「最近の小・中学生のボールが速くなった」というよりも、
「ネットによって、凄い小・中学生が発掘されやすくなった」という方が正しいのではないでしょか。
140キロ投げる中学生が出て来たら、凄い選手がいるとSNSで騒ぐ、それをメディアが見つけて取材して一気に拡散する、という流れ。
そして、一度凄い中学生が出て来たと紹介すると、いやいや、知り合いにもっと凄い選手がいるよと。
そのくらいのボールを投げるいわゆる怪物球児は、昔からいたはず。
松坂大輔が150キロの壁を。
大谷翔平が160キロの壁を。
それぞれ大きく超えた時、それに続くように壁を越える選手が出て来た。
一度その壁を越える選手が現れると、
「おれにもできる」と一気に能力が底上げされる傾向があるといいます。
例えば、それまで日本人にメジャーは無理だと言われた頃の野茂が活躍した後に、
続々とメジャーリーガーが誕生したように。(為末さんが言っていました)
大谷翔平選手で速い球の水準が「160キロ」になったことで、「速い球を投げる」の「速い球」の水準(目線)が上がり、子供達のスピードを上げていったのではないかと思っています。
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「トーナメント戦」の一発勝負をなくし、即戦力ではなく大器晩成の選手(例えば、身体は恵まれているが、完成するには時間がかかるような選手)を小中学生からじっくり育てられるようになれば、もっとスゴイ選手が出てくるんじゃないかなあ